~悠久なる水の調べ~

声優さん好きの水凪(みなぎ)が綴る、日常と萌えとたまにレポです♪男性声優様★音楽ではSound Horizon&梶浦由記さんに愛を注いでおります!!そして絶賛ジンユノ祭中 ※プロフィールをご一読下さい※

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St. Valentine's day!!

間に合ったー!!!><


世の中ではバレンタインでしたね!!
えぇ…しょうがないから義理チョコあげてきましたよ(爆)
お金もったいなーい←

せっかくのイベント…
何かできないかなぁと思って、
すっごい久々にSS書いてみました!

ちなみにCZのトラ撫でございますvv
やっぱりトラ大好きなんだもん!!最近補充してないけど><
でもトラ撫書いている時よりも、
やっぱり終夜や楓とワイワイやってるとこのが書きやすいです(笑)
最近は華ヤカばっかだったけど大好きですよ!CZ!!

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今回は最後の持って行き方を先に考えてから文章書いてたんですが、
おもったより長くなっちゃったな…^^;


久々に書くと色々と問題点多数ですが、
それでも読んでみたいという方は追記にてどぞです^^;


 
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「理一郎!よかったわ、会えて。
あなためったにココにも顔を出さないんですもの。
これね…バレンタインなんだけど…」
ふと寅之助の視界に撫子と、いつ戻ったかわからない理一郎の姿が映った。
「お前も相変わらず律儀だな…………ありがとう」
と、理一郎はぶっきらぼうに小さな包みを受け取ったが、その表情は嬉しそうである。
(あぁ…今日はバレンタインだったっけか…)
チリッと寅之助の胸に苛立ちの感情が芽生える。
撫子のことだから、多分…いや、きっと自分の分も用意しているだろうことはわかる。
それでも自分以外の者に、たとえ義理であろうとチョコを渡し、
その笑顔を向けていると思うとその全てを壊してやる…という感情が心を支配する。
昔の寅之助だったら確実に実力行使におよんでいただろう。
けれど、今の寅之助は撫子の悲しむ顔が彼の衝動のストッパーになっている。
(チッ…)
生まれた感情、吐き出せない苛立ちにムシャクシャした寅之助は踵を返しその場を離れた。

(あぁ……誰か殴りてぇ…)
先ほどの二人の様子が頭から離れない寅之助は物騒な考えがよぎる。
今、目の前に楓なんかが現れたら100%、有無を言わさず殴るだろう。
そういうBADタイミングに現れるのが楓である。
「あ!!!若!!!
 見てくださいよ!お嬢が俺達にもチョコ…」
ドカッ!!!!
楓が言い切る前に、寅之助の蹴りが楓の顔面に見事に炸裂した。
「…っ痛ぅ…。何するんスか若!!」
「うるせぇ。黙れ。近寄るんじゃねぇ」
冷たい視線を倒れている楓へと向ける。
普通の人間ならその凄みに体が竦んでしまうが、
寅之助がキレる姿を日常茶飯事のごとく見ている楓にとってはこれくらいのことはまだまだ序の口である。
「あ、わかった~!若、まだお嬢からチョコもらってないんでしょ!?
 お嬢なら大丈夫ですって!!お嬢が若の分を作らないなんてことないじゃないですかぁ~!」
と、倒れたまま笑い飛ばす楓の顔面スレスレの床に寅之助の足がドンッと振り下ろされる。
「わ…わか…?」
「あぁん?オレはさっき黙れっつったよな…?
 どの口がそれを妨げる?あぁそうか、閉じてもらいてぇのか。
 庭に埋められんのと、海に沈められんのとどっちがいいか選ばせてやんよ。
 オレって親切ー」
楓は撫子のことに対して寅之助が異常なまでの独占欲を示すことを計り違えていた。
そう…まさに生命の危機を感じた瞬間
「そのくらいにしてやれ、寅之助。楓が今にも泣き出しそうではないか」
「殿せんせぇぇ!!」
「おぉよしよし、怖かったであろう。
 全く撫子のことになると我を忘れるからな、寅之助は」
ぴょんと飛び跳ねた楓は終夜の元へとかけよりガバッと抱きついた。
そんな楓の頭を終夜はポンポンと叩きなだめる。
しかし…
「そんなこと言いつつテメェが食ってるのはお嬢のチョコだよな?」
「そのようなことはないぞ!何を根拠に言うのだ!」
「へぇ…そうかい…。
 んじゃテメェの口のまわりについているものがチョコ以外の何なのか教えてもらえるか…?」
そう…終夜の口の回りはチョコだらけだったのである。
「ふむ………舐めてみるか?」
「バ・カ・か・て・めぇ・わ!!!」
予想もしない終夜の切り替えしにさすがの寅之助も毒気を抜かれた。
この2人の相手をしていても疲れるだけだし、
このヤキモキした気持ちを引きずるならいっそ自ら貰いにいった方が楽だと考えた寅之助は、
フッと穏やかな表情にもどり
「お嬢の作ったお菓子はさぞかしうまいんだろうな?
 ま、一番うまいのはこれからオレが貰うんだけどな。
 せいぜいお前ら悔しがれっつーの」
と、ニッと笑い、撫子の部屋へと歩みを進めた。

(そうだよな…。どうせオレが貰うんだから取りに行くのもありだよな)
これまでとは打って変わって開き直り、
「お嬢ーいるかー?」
と撫子の部屋へと勝手に入っていく。
「ト…トラ!?」
ノックもせずに入ってきた寅之助に驚きつつ、
何かをサッと背中に隠した。
(あれか…)
ニヤリと寅之助は口角をあげ、撫子の元へと近づく
「なぁ、お嬢…今日って何の日だったっけ…?」
「えっ…あ…何の日だったかしら…」
「へぇ…。でも朝から終夜や楓に菓子を配ってたよな…?」
「……!?そ…そうそう!バレンタインだわ!!
 日頃お世話になっている人にあげていたの」
詰め寄る寅之助に対して後退していく撫子。
しかし撫子の様子が明らかにおかしい。
後ろに隠している、寅之助が受け取るべきものを中々出そうとしない。
だんだんとイライラしてきた寅之助は
「ちょっとお嬢からあるモノを貰いにきたんだが…その後ろのだよな?」
と、本題を切り出すと、一瞬チラッと後ろを振り返った撫子は
「これは…その…ダメなの!!」
と寅之助に渡そうとしなかった。
その瞬間寅之助の苛立ちがピークに達した。
「ふ~ん…。そうだよなぁ…お前はオレのこと恨んでるんだもんな。
 コッチの世界に勝手に連れてきたヤツに感謝の気持ちなんてねぇよな」
そう…それは…
撫子が本来いた時空の寅之助をこの壊れた世界の寅之助に求めた時に見せた瞳―。

―オレを認めないヤツなんてイラナイ―

「どーせ元の世界のオレにでもあげたかったってのか?
 残念だけどそれは無理だ。まだ未練があったとはなぁ。
 んじゃ、その渡せない思いを一人で淋しく食べるんだな」
撫子に冷たい言葉を浴びせた寅之助は部屋を後にしようと背中を向けた瞬間
バフッと後頭部に撫子が投げたクッションがおもいっきりぶつかった。
「っつー…なんだ…!」
「トラのバカ!!!
 まだそんなこと言ってるの!?
 私があなたを選んだことをまだ信用してくれないの!?」
涙目になった撫子の怒鳴り声が響く。
「これは…このチョコは…」
後ろに隠されたものを寅之助の前に出すと、
そこには終夜たちに上げたものよりも小さく、少ないチョコレートがちょこんとのっていた。
「トラにはちゃんとしたものをあげたかったの…
 でも作っている最中に不注意で落としてしまって…
 でも材料は殆ど使ってしまったし、
 余っているチョコで作れるのなんてこんなのしかなくって…」
よくよく見ると、ハートの形をしたチョコレートに名前が書いてある…
『TORANOSUKE』
と―。
「でも…!トラが私のことを信じてくれないならこんなの…!!」
ポイっと撫子がそのチョコレートを口に放り込むと、
「返せ」
瞬時に寅之助が詰め寄り、まだ塞がりきれない口に舌をすべりこませる。
「…んっ!?」
撫子の口の中に放り込まれたチョコレートを、
寅之助の舌がうまく絡めとり自らの口へと持っていった。
「…っはぁ…。これはオレんだろ?」
自らの口のまわりについたチョコレートも舌で舐めとる。
そしてギュッと撫子を抱きしめた。
「お嬢………わるかった。
 オレだけ貰えなかったのにイライラしてたんだよ。
 でもお嬢も悪いんだぜ?どんな形でも構わない。オレだけに渡せよ、次は」
全くなんて独占欲だと思いつつも、
そんな寅之助の気持ちを撫子はつい嬉しく思ってしまう。
「さすがにみんなにも感謝しているから年に1回くらいはあげたいわ。
 でも…次からは、一番おいしくできたのを、誰よりも先にトラに渡すわ」
ふと視線がぶつかり合い、
自然とお互いの口唇を寄せる。
「んっ…甘いな…撫子」
「っ…!!さっきチョコを食べたからだわ…」
恥ずかしそうに顔を背ける撫子をニヤリと見つめ、
「んじゃ……今夜はお前を食べさせてもいいってことだよな…?」
撫子の瞳には寅之助の頭に悪魔の角と尻尾が見えたのは勘違いではないであろう。


―END―
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